咲坂の恋バナ・その2

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他の人は変われるのに、あなただけが特別に変われないなんて、不自然です

ぼくの過去のイケてない恋バナの続きをお話しします。

前回の記事をまだご覧になっていないあなたは、↓こちらからどうぞ。

咲坂の恋バナ・その1
離婚してからのぼくはいろんな女性と付き合ったのですが、どの恋も長続きしませんでした。最初の頃はいいんですが、もっと深い結びつきだとか、あるいは流れ的に「再婚」ということを意識し出すと、なぜかその恋はおかしくなったんです。

そもそもこの企画、全員にスルーされたらどうしようと密かに怖れましたが(苦笑)、続きを知りたい、というお声を頂けてホッとしています。

リアクションくださったあなた、ありがとうございます!



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転機は心理分析

さて、離婚してからのぼくはいろんな女性と付き合っては別れ、付き合っては別れということを繰り返したコトをお話ししました。

なぜうまく行かないのか理由もわからず、負のスパイラルにもがいていたのでした。


負のスパイラル
Spiral stairway / Rodrigo Soldon 2



そんなぼくに変化が訪れたのは、心理分析とそれを使ったカウンセリングを学んでから。

実は成り行きで始めた心理分析ですが(笑)、トレーニングで自分自身の内面と毎日毎日、徹底的に向き合うコトになるのです。

自分のコトを真剣に考える機会なんて滅多にないもので、特にココロの奥底に隠しているものをほじくり返すのって、それはそれは不快で痛ーい作業でした。

だって、見たくないから隠しているワケで。でも、そのおかげで気づいたことがあります。

それは……。



偶然うまく行かなかったんじゃなかった

それは、どの恋も「偶然の積み重ねの結果」うまく行かなかったんじゃなくて、「うまく
行かないパターン」に沿って、失敗していた
ってコトです。


「うまく行かないパターン」に沿って失敗
トマレ Stop / “KIUKO”



これって、その人が背負ってきた人生次第でいろんな特徴がでるところですね。ぼくの場合、「どっちが正しいか」にこだわってしまうところでした。

いわば「正しさの主張合戦」という名の主導権争いです。今思えば、応戦してくるタイプのパートナーが多かったことにも意味があるのでしょう。

言い合いでやり込めると、その瞬間だけは気分がいいんですね。でも、やり込められた方は不満倍増なワケで、必ず後でしっぺ返しを食らう、と(苦笑)

そうやってお互いが自分の正しさを主張し合っているうち、いつの間にか、顔色を伺ったり緊張したりの日々に……。

本当はお互いがお互いを大切に想い合っていたはずなのに。


すれ違い
Goodbyes are too sad. / Sadie Hernandez


あなたにもそんな経験はありませんか?

……ないんですか、そうですか。



「自分は正しい!」という主張の下にあるもの

では、なぜぼくは「自分は間違ってない!」って必要以上に主張していたんでしょうか?

心理分析で、わかったことがあります。

「自分は正しいーーーっ!!!!」って認めさせたい気持ちの下のココロの奥底、つまり深層心理にある思いです。

ここでちょっとイメージしてみてください。

ちっちゃーい子があなたに向かってまるでとんちんかんなことを主張しています。

あなたは「アンタ間違ってる!それは絶っっっっ対こっちの方が正しいよ!」って絶叫しませんよね?(笑)

オトナがちっちゃい子と正しさの主張合戦をしないのは、「自信」があるからです。

逆に、オトナ同士の関係で「自分の正しさ」にこだわってしまう人のココロの奥底、つまり深層心理は真逆だと言えます。

ぼくのココロの奥底にあったのは、「自分はダメだ」とか「自分が悪い」っていう思いでした。

「自信」がなくてびくびくしている、もろくて弱い存在でした。


自信がなくてびくびくしている自分
Self-Image / Marco Raaphorst



でも、それを感じるのは絶望的につらい。

だから、ダメで悪い自分を感じないために、正しさの主張合戦に入り込んでいたのです。

ぼくが本当に必要としていたのは、「ぼくの方が正しい」という相対評価なんかではありませんでした。

「あなたはダメなんかじゃない」
「あなたは悪くなんかない」
「あなたがあなたであることが素晴らしい」
「あなたには愛される価値がある」
「そして、あなたを愛している!」



……ぼくが本当に欲しかったのは、この絶対的な実感だったのでした。


本当に欲しかったのはこの絶対的な実感
Hug / Beny Shlevich



これだけが欲しくて、「恋愛」という場で、ぼくはずっとずっと求め続けていたのです。



目的と行動が一致していなかった

これが、心理分析を学び、自分のココロの奥底にアクセスしてわかったコト。

でも、おかしいですよね。

愛されいてる絶対的な実感だけが欲しくて、そのための行動として、ぼくは「正しさの主張合戦」をしていた……。

そうです、目的と行動がまるで一致していません(苦笑)

これが、思考パターン・行動パターンの「クセ」です。

そして、自分の心理分析を続けて行く中で、他にも多くの思考パターン・行動パターンがあることに気づきました。

あーあ、まったく(苦笑)

でも、このクセを矯正して、パターンを脱することさえできれば……。

もちろん、クセですから簡単には矯正できません。

でも、試行錯誤を続けることでいつの間にか、ダメで悪くてびくびくしていたはずのぼくのココロの奥底は、軽やかになっていました。


心が軽やかに変化
Through pleasant paths, through dainty ways, Love leads my feet / Nick Kenrick..




思考パターン・行動パターンのクセを矯正する

あなたが今、恋愛や結婚生活でうまく行っていないのなら、もしかするとあなたの思考パターン・行動パターンも微妙にずれているのかもしれません。

でも、思考パターン・行動パターンは、クセです。そして、それがクセである以上、必ず矯正できるのです。

もちろんそれは、たまたま偶然ぼくだけに通用したコトではありません。あなたも、必ず変わることができるんです。

今ぼくは心理カウンセリングで、パートナーとの関係に悩む多くの相談者さんたちと向き合っています。

出てくる問題はまさに千差万別、十人十色。

でも、心理分析を深めて行くと、現れてくる問題はそれほど多くないことがわかります。表面上の問題はバラバラですが、根っこの部分の問題は、意外と共通していたりするのです。

ぼくはこれらの共通部分を体系化して、カウンセリングの中で、状況に応じて解決のヒントとしてお伝えしています。

これで前に進めた方が数多くいらっしゃるんですよ。

つまり、千差万別に見える問題も、根っこをたどって行くと共通部分があって、そこが変われば状況も変わるってコト。

何が言いたいかと言うと……。

他の人が変われるのに、あなただけが特別に変われないなんて不自然だ、ってコトです。

たとえ重苦しい行き詰まり感に包まれていたとしても、あなただって、必ず変わることができるんです。

このことを、どうか忘れないでください。


あなただって、必ず変わることができるんです
Hope / Vince Alongi





今日のお話はこれでおしまいです。


「咲坂さん、そうはいっても、どうやって変えていったらいいかわからないよ。」


はい、それもそうですよね。

でも、この話は超絶的に長くなっちゃうんです。

そこで、体系化したものをe-bookにまとめています。ご興味がある方は、そちらをご覧頂ければと思います。

宣伝も兼ねて(笑)重要なポイントだけでもまたお話ししたいと思っています。
※続きの記事はコチラ↓

思考パターン・行動パターンを変えるには
マイルール・自分ルールって、痛みを伴う経験をした時もう二度と同じ痛みを味わわないように知らず知らず作られた掟です。これが思考パターンに直結するのですが、この思考パターンを書き換えて変える方法についてお話ししています。





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今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

咲坂好宥


  

コメント

  1. Fumi より:

    正しいと主張するのは「自信」ないから自分の正しさを相手に認めさせたいと無意識にあるの分かります。

    あと友達に同意してもらいたくて自分の話を聞いてもらったりも同様かな(笑)

    咲坂さんのメルマガはどれも潜在意識にあるなかなか気がつかない事を丁寧に言語化してくれてるので気づきが多いです(*^▽^*)

    • Fumiさん、コメントありがとうございます。

      メルマガをおほめくださって超絶うれしくなりました。
      ありがとうございます。

      友達に同意してもらいたくて話をするって、わかりますよ。
      共感がほしいだけなのに、そんな時に限って意見されたり、話題を変えられたり(苦笑)

      人間関係とは奥が深いですね。

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