多面性ということ

スポンサーリンク




オフセット印刷は4色(シアン、マゼンタ、イエロー、スミ)の網点を掛け合わせて色を作るポピュラーな印刷方法ですね。

雑誌で普通に見かける写真は、この方法で印刷されたものが多いのですが、単純に見える色も、複数の色の点が重なってできていたりします。

たとえば観葉植物の写真があるとしましょう。




一見全部「緑色」に見えても、ルーペでよく見ると、補色といって緑とは色相環の反対にある「赤」が必ず入っています。



scans – Teoria da Cor: 1 – o círculo cromático / Yvonne (bijoux & crafts)



これがないと色のくすみや鮮やかさがなくなって、葉っぱとは似つかない「ただの緑色」になってしまうのです。

「陰と陽」とは、そういうコトのような気がします。



Yin Yang Sky – Illustration / DonkeyHotey



全てのものには二面性があって、一見ピンチの中にチャンスが隠れていたり、チャンスの中に思わぬ落とし穴があったり。

善人に邪悪な部分があったり、極悪人が美しい涙を流したり。

本当は「いい人」なんていなくて、「いい行い」や「いい考え」がそこにあるだけなのかもしれません。

とかくぼくらは一面だけで語ろうとしますよね。

そして意外な面に出会った時、ただ戸惑うんです。

でも、現実の世界は「緑の葉っぱ」のようなものであって、決して「緑色」ではありません。

陰と陽は別々に存在するんじゃなくて、混ざり合って一つのもの。

優しさ、弱さ、イジワル、憎しみ、嫉妬、愛情、同情、怖れ、共感、好意、哀れみ……。

色んな感情がミックスされたのが、あの人のあの態度なんですね。

「アイツは嫌なやつ」って一言で表現するのは簡単なことだけれど(苦笑)

「あの人はああだ」っていう一面的な「定義」を外すだけで、ぼくらのココロの揺らぎが少しだけ、穏やかになるかもしれません。



Evening calm – Middle Brighton Beach / avlxyz





さて、あなたはこんなコトを知りたいと思いませんか?

  • ケンカになりにくいコミュニケーション術
  • 悪い予感がよく当たるヒミツ
  • やたら攻撃的な人への上手な接し方
  • 人間って死んだらどうなっちゃう?

そんな疑問にお答えした音声ファイルを4本作りました! メルマガを購読していただくだけで全部あなたに差し上げちゃいます。

『イカナルメルマガ』は、どうやって行動したらあなたの現実を変えてココロを軽やかにできるか、わかりやすくお伝えします。

もちろん、いつでも購読解除もできますので、こちらからご購読を!

イカナルメルマガとは?
イカナルメルマガは、どうやったら現実を変えてココロを軽やかにできるか、心理分析の視点からわかりやすくお伝えする無料メルマガです。購読特典の音声プレゼント中。

※ケータイやスマホの方、受信許可設定をお忘れずに!


今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

咲坂好宥


コメント

関連コンテンツ