過去が気になる! 恋人の元カレに嫉妬してしまうワケと解消法

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人生には色んな出来事がありますよね。一生の宝物になるものもあれば、自分をボロ雑巾のようにしてしまうものも。

ただ、コトあるごとにお話ししているのですが、人生はRPGなんです。全てがストーリーでつながっていますよ。

ひどい経験は、そこだけ切り取るとひどい経験。つらい経験も、そこだけ切り取るとつらい経験です。

それはまるで、中ボスにコテンパンにやっつけられるようなもの。

でもね、そのボロ負けがあるからこそ、次のストーリーにつながっていくのです。

すべては経験値を上げるため、レベル上げのためのエピソードだと思ってください。今回の「恋愛Jp」Q&Aも、そんな視点で読んでみてくださいね。


Question=====
【相談者:20代男性】

大学のサークルの後輩と付き合うことになりました。理想的な彼女で不満は全然ないのですが、付き合って日を追うごとに彼女の元彼に対する嫉妬心が大きくなって困っています。

彼女は美人だし性格もいいので、元彼の1人や2人いても当然だと頭ではわかっています。でも、彼女と一緒にいると、ふとその男と彼女とのことを想像してしまい胸が切なくなります。

もちろん、彼女はいま元彼とはなんの関係もないと言っていますし、実際そうなんだとは思います。それなのにこれだけ気にしてしまう嫉妬深い自分が情けなくなります。

こんな嫉妬をなくす方法があったら教えていただきたいのですが……。よろしくお願いします。

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A.過去への嫉妬の意味を理解した上で、自分自身と向き合おう

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

相手にとって、嫉妬はある程度まではうれしいこともあるので、嫉妬ゼロの世界が理想的かどうかはわかりません。でも、度を越した嫉妬となると本人も苦しいですし、相手にとっても重くなりますよね。

彼女の過去の恋愛に対する嫉妬となると、過去の事実を変えることもできず、また彼女に非があるわけでもないのでどうしようもないだけに、とても苦しいことと思います。

そこで、つらいこととは思いますが、この嫉妬の意味を改めて見つめ直した上で心のあり方について考えてみることで、心を軽やかにしていきましょう。



“体”と“過去”に嫉妬する男性

彼女の過去の恋愛に嫉妬してしまうという心理はどのようなものなのでしょうか。

作家の有川真由美さんは著書『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』の中で、男女の嫉妬の違いという観点で興味深い話をされています。



女性は、「心を、ほかの女にもっていかれる」ということが不安でならないのです。(中略)対して、男性は、「ほかの男と、体でつながった」という事実は、なかなか許せません。女性が「ちょっとした遊びだったのよ。心はなかったわ」と、どれだけ「心のつながり」を強調して許しを請うても、一度の過ちは終身刑の重罪に値します。

遠い歴史を考えても、女性に種を植えつけてきた男性にとって、「体のつながり」は、大きな意味があるのでしょう。男性が、女性の「過去」に嫉妬するのも、やはり肉体的な征服欲が関係しているように思われます。女性は「いま」と「未来」が大事。それほど過去にとらわれないので、つい昔の恋人のことをポロリと話して、男性を不機嫌にさせることもあります。



なるほど、“心”と“未来”に嫉妬する女性に対して、男性は“体”と“過去”に嫉妬する、と。

有川さんの説によれば、あなたが彼女の過去の恋愛に嫉妬するというのは、遠い昔から男性のDNAに刻み込まれた種の特徴のようなもので、決して特殊なものではないようですね。



すべての過去は、いまへのプロセス

では、そんな特徴を持つ男性であるあなたが、彼女の過去の恋愛にとらわれなくなるためにはどうしたらいいのでしょうか。

そのためにはまず、あなた自身ももちろん頭ではわかっているであろうことを再確認する必要があると思います。

それは、“彼女はあなたの所有物ではない”ということ。

つまり、中古車のマイカーみたいなものではないということです。過去の恋愛の喜びや悲しみを通じて成長してきた、独立した人間なのです。

これが意味することは、もし過去の恋愛がなかったらいまの彼女とは違った成長をしていたであろうということです。そしてそうなっていたら、あなたといま付き合っていたかどうかもわからない、ということを意味します。

たとえば、彼女が元彼の嫌な部分と真逆のものを持っているあなたに惹かれたのだとしたらどうでしょう。元彼のそんな一面があったからこそ彼女はあなたのキラキラ光るその部分に気がついたということも言えるのではないでしょうか。

もし元彼との恋愛というプロセスがなかったら、彼女はあなたのそんな一面に気がつかずにスルーしていたかもしれません。

こう考えてみると、元彼というのはあなたと彼女を結びつけるための必要なプロセスだったということがわかります。ロックバンドで言えば、ライブの前に盛り上げてくれた前座のバンドみたいなものです。

……たとえがわかりにくいですか(笑)? まあ要するに、愛のキューピッドみたいなものです。





自分との約束を守ること

元彼に対する印象は少し変わってきたでしょうか。

では最後に、これからどうしたらいいのかについてお話します。意外かもしれませんが、元彼というのは嫉妬という感情が起こる“スイッチ”ではありますが、“原因”ではありません。

嫉妬というのは“自分には価値がない”という思い込みが原因の感情です。“自”分のことを“信”頼できていない人、つまり自信のない人ほど強くなる感情なのです。

だとすれば、あなたがすべきことは基礎トレーニング、つまり、自分を信頼できるようになることです。

具体的には、自分との約束をしっかり守ることができれば自信となります。

あなたは自分に嘘をついていませんか。他人に対する嘘はバレなければわかりませんが(苦笑)、自分に対する嘘ははじめからバレバレなのです。

自分に嘘をつくのをやめて、ちゃんと自分との約束を守る。これがしっかりできれば、あなたはそんな自分を信頼できるようになります。自分が好きになれます。

こんなシンプルなことですが、なかなか手強いですよ。じっくり取り組んでみてくださいね。

あなたのココロが、軽やかになりますように!




self-esteem / Key Foster








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今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

咲坂好宥



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