あなたの感情は常に正しいんです。

スポンサーリンク
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

どんな感情にもまず寄り添って認めてあげる



今日はあなたの重要な一部分であるにもかかわらず、あなたが最も軽視しているものについてお話しします。

この事実を知らないと、あなたはご自分を好きになれません。

ぼくもずーっとコレを軽視していましたから、自分がキライでしたし、いつも何かを我慢している人生で、幸福感とも無縁でした。

もしもあなたがかつてのぼくと同じような状況なら、この事実を腑に落として、早くココロを軽やかにしてほしいのです。

そこで今日はこの事実をあなたにお話ししますね。



スポンサーリンク

あなたが最も軽視している事実

じゃ、その「あなたが最も軽視している事実」って一体何でしょう?

それは、

『あなたの感情は常に正しい』

ってコトです。

感情にはポジティブなものだけじゃなく、憎しみ、嫉妬、怒り・・・と、なるべく感じたくないものも多いですよね。

それでも、あなたの感情は常に正しい、のです。

「咲坂さん、憎しみや嫉妬なんて、感じない方がいいに決まってるし、第一、正しくはないでしょ?」

ですよね、その気持ちよーくわかります。

憎しみや嫉妬なんて、なるべく感じたくないですもんね。

でも、それでも、その感情は正しいのです、常に。



どんな感情にも意味がある

憎しみ、嫉妬、怒り・・・。

このようにネガティブな感情を感じるのは、あなたの性格が最悪だからでもロクデナシだからでもありません。

『意味があるから感じている』のです。

この世の中には、感じたコトそのものに何の意味も持たない感情なんて、ただの一つもありません。

全ての感情に、意味があるのです。

憎しみや嫉妬のような感情でも、感じる必要があればどんな聖人君主だって感じるのです。

ピンと来ないかもしれませんが、あなたが尊敬するあの人だって、必要に応じて「必ず」感じている感情なのです。

あらゆる感情は、全ての人が感じ得るものです。

卑しい人間だけが感じる感情も、選ばれし者だけが感じることができる感情も存在しません。

例えばあなたが、どんな異性とも気軽に仲良くなれる友人にムカつく時、そこには「嫉妬」があるかもしれません。

どんな異性とも気軽に仲良くなれる


あなたが「自分にはない」と信じていて、「こんな自分はダメだ」と感じている何かを、その人が持っていると感じたから、嫉妬してムカつくワケです。

そしてその部分が、自分の手の届きそうな範囲でない限り、あなたはそれを感じません。

あなたは、どんな異性とも気軽に仲良くなれる、世界中で人気の芸能人には嫉妬しませんよね(笑)?

あるいは、明らかに自分よりランク(?)が下の対象にも嫉妬しません。

どんな異性にも魅力たっぷりな笑顔を振りまく赤ちゃんに、あなたはゼッタイに嫉妬はしませんよね(笑)?

つまり、この嫉妬からわかることは、

  1. あなたは「こんな自分はダメだ」と思い込んでいる。
  2. 嫉妬を感じる相手は、少なくともその点では自分より優れていると、あなたは思っている。
  3. しかもそのコトは、あなたがどう自覚していようと、ココロの奥底は手が届く範囲だと感じている。

他にも意味を探すコトができますが、本題じゃないのでこの辺で。


あなたがすべきコト・その1

このように、全ての感情には意味があって、それは、誰もが感じ得るものなんですね。

それなのにぼくらは、特にネガティブな感情を忌み嫌い、それを感じる自分に絶望したりしちゃいますよね。

絶望


でも、『全ての感情は全ての人が感じ得るもの』ならば、それを感じたコトで、自己嫌悪するのはナンセンスです。

いいですか?

あなたが忌み嫌っているその感情は、誰もが感じるものです。

全人類を嫌悪するならまだしも、その中からたった一人、選定基準もないのに、あなたという人間を選んで嫌悪する理由は、少なくともこの地球上には存在しません。
(NASA調べ)?

自己嫌悪は誰もが感じる


その感情、ぼくも感じたコトたくさんありますよ。

しかも、あなたよりエゲツナク(笑)

でも、もうぜーんぜん自己嫌悪しません。

全人類が感じている感情だと腑に落ちたからです。

というワケで、長くなりましたが(苦笑)、あなたがすべきコト・その1です。

『どんな感情を感じても自己嫌悪しないこと。』

自己嫌悪なんかしているヒマがあったら、むしろ(必ず意味のある)その感情から目をそらさずに向き合ってみた方が、早くラクになれるんです。

早くラクになりたいですよね?

それなら、自己嫌悪しなくていいんですよ。



あなたがすべきコト・その2

次にあなたがすべきコトは簡単です。

『その感情自体を否定ないコト。』

好きか嫌いかはさておき、その感情には意味があるんです。

たとえそれが、あなたの理想とかけ離れたものであっても。

意味があるものを否定するというのは、コペルニクスが地動説を唱えた時に、ハナからそれを否定した、前近代的な人々みたいなモンです。

もう例え話がワケわかんないくらい切れ味悪いですが(笑)、意味のあるコトをハナから否定するというのは、そのくらい愚かなコト。

あなたのどんな感情も、常に正しいのです。

例えキライでも、その想いを、そういうモノなんだと受け止めてください。



ネガティブな感情との向き合い方

「咲坂さん、それはわかったけど、実際にネガティブな気持ちになっちゃったらどうしたらいい?」

はい。たしかにアタマでわかっても、どうすべきかはわかんないですよね。

たとえばさっきの、どんな異性とも気軽に仲良くなれる友人に「嫉妬」した場合で考えてみましょうか。

友人にムカつくその嫉妬を否定しないでそのままぶつけちゃうと、さすがに人間関係ギクシャクしちゃいますよね。

なので、表面上は何事もなく振舞うコトも必要かもしれません。

まーそれはそれでしょうがないですよね、オトナですから(笑)

大切なのは家に帰ってからです。

さっき見て見ぬフリした、あるいはしっかり受けて止めてあげなかった感情を、もう一度感じてあげませんか。

ここで、イメージを使ったエクササイズをしてみてほしいんです。

「嫉妬していたのは、あなたのココロの中にいる小さい子どもだ」と仮定して、その子と話をしてみましょうか。

あなたが感じた気持ちが嫉妬ではないなら、その部分はあなたの感情に置き換えてトライしてみてくださいね。

では、こんな感じです。



『STEP1』

ひとりきりになってください。

環境的になかなかむずかしいなら、トイレに閉じこもってもOKです。


『STEP2』

あなたのココロの中に、小さい子どもがいるとイメージしてみてください。

見知らぬかわいい子でも、小さい頃のあなたでも、ミニミニサイズのあなたでもOKです。


『STEP3』

その子は、あなたのココロの奥底、深ーい所にある、薄暗い部屋に、一人ぼっちでいます。

がらんとした部屋の真ん中で、膝を丸めて座っています。

その子は、自分がお友達に嫉妬したコトに対して、ひどく悪いことをしてしまったと感じています。

あなたに怒られるのではないかと、ぶるぶると震えています。

その子に、声をかけてあげてください。

あなたは決して怒っていないと、伝えてあげてください。

「さっきはお友達の前だったから、キミの気持ちを放っておいてごめんね。

でも、怒ってなんかいないよ。キミが感じたコトは、ぜーんぶ正しいんだよ。」


『STEP4』

その子の気持ちを、聴いてあげてください。

「キミが感じたコトは、ぜーんぶ正しいよ。だからお友達にムカついたのも怒ってない。

教えて欲しいんだけど、どうしてムカついたのかな?」

その子のコトバに耳を傾けてください。

「だって、◯◯さん、××でうらやましかったんだもん。」

「そう、その気持ちも、ぜーんぶ正しいよ。じゃ、どうしてうらやましかったの?」

その子の気が済むまで『なぜ、どうして』と質問を繰り返してみてください。



エクササイズは以上です。

アタマだけで理解しようとするのと、エクササイズを実際にやってみるのとでは、天と地ほどの差が出ます。

ぜひ、実際にやってみてくださいね。

さて、エクササイズでは色んな気持ちが出てきたかもしれません。

深く掘り下げれば掘り下げるほど「それじゃしょうがないよね」っていう理由が出てくるものです。

それが美しいとか美しくないとか、正しいとか正しくないとか、そんなのはジョーシキというヨロイにくるまったあなたの顕在意識の価値観。

しかも、そんなものは心の領域のたった4%でしたよね。

詳しくはバックナンバー『うまく行かないのは、偶然じゃありませんよ。』をチェキラッ(乾笑)

あなたが、96%を占めるあなたのココロの奥底の味方になってあげないで、誰が味方をしてくれるんですか?

感情を忌み嫌ったり、自己嫌悪したりするのは「自動パターン」で、「クセ」です。

そして、クセは直せばいいんです。

自己嫌悪のカタマリみたいだったぼくでさえ、今ではそのクセがほとんどなくなりました。

一度や二度ではダメかもしれません。

でも、何度も繰り返し繰り返しやっていけば、あなたにも「絶対に」できますよ。

最後にもう一度、大切なコトを繰り返します。

『どんな感情を感じても自己嫌悪しないこと。』

『その感情自体を否定ないコト。』

忘れないでください。

あなたが感じた感情は、全て正しいのです。

まず寄り添って、認めてあげて、あなたの感情が納得すれば、ちゃーんといい方向に進めますよ。

感情に寄り添う





さて、あなたはこんなコトを知りたいと思いませんか?

  • ケンカになりにくいコミュニケーション術
  • 悪い予感がよく当たるヒミツ
  • やたら攻撃的な人への上手な接し方
  • 人間って死んだらどうなっちゃう?

そんな疑問にお答えした音声ファイルを4本作りました! メルマガを購読していただくだけで全部あなたに差し上げちゃいます。

『イカナルメルマガ』は、どうやって行動したらあなたの現実を変えてココロを軽やかにできるか、わかりやすくお伝えします。

もちろん、いつでも購読解除もできますので、こちらからご購読を!

イカナルメルマガとは?
イカナルメルマガは、どうやったら現実を変えてココロを軽やかにできるか、心理分析の視点からわかりやすくお伝えする無料メルマガです。購読特典の音声プレゼント中。

※ケータイやスマホの方、受信許可設定をお忘れずに!


今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

咲坂好宥


コメント

関連コンテンツ

 

タイトルとURLをコピーしました